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万博を上海・大阪の架け橋に
「上海万博・大阪フォーラム」が開催
2010-04-02 10:23

 上海万博大阪フォーラムが329日、大阪国際会議場の12階円形ホールで開催された。鄭祥林中華人民共和国駐大阪総領事と上海万博事務局や日本国家館産業館大阪館の関係担当者、大阪経済界代表、有識者らを含む約330人が、フォーラムに出席した。

 会場の周辺には,展示板やマスコット「海宝(ハイバオ)」が設置され、上海万博の濃い雰囲気に包まれていた。

 フォーラムは、基調スピーチと自由討論という二つの部分に分けられる。基調スピーチでは、上海万博局と日本側の出展関係担当者らがそれぞれ上海万博の準備作業や日本出展パビリオンの概要を紹介した。中日双方のゲストらは第二部の自由討論で、上海万博が持続発展可能な「調和的都市」建設への模索や中日両国の経済文化交流の促進に重要な意義があると指摘し、上海万博が成功裏に開催され、上海大阪の架け橋のみならず、中日友好交流協力が新しい段階に上がるきっかけとなることを目指すべきであると、強い期待感を示した。

 鄭祥林中国駐大阪総領事はフォーラムで挨拶し、上海万博開催の意義を強調した。鄭総領事は、30数年の改革開放により、経済や社会発展の各分野で目覚ましい発展を遂げたにもかかわらず、中国は依然として発展途上国であり、将来の発展には様々な困難と挑戦があるという認識を示し、上海万博が中国を含む各出展国にとっての素晴らしいチャンスであり、世界各国に中国への認識を深めてもらい、各国が互いに学び合い、協力し合う架け橋になれるよう期待すると述べた。鄭総領事はさらに、上海万博に対する日本とりわけ関西各界の熱意と行動力を高く評価し、日本側の出展が先進技術と発展理念を中国にもたらし、より多くの日本国民が中国を訪ね、上海万博の魅力を実感しようと呼び掛けた。

 
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