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習近平主席,仏独首脳とビデオサミット
2021/07/08

北京5日発新華社電によると、中国の習近平国家主席は同日夜、北京でフランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相とビデオサミットを行った。

習氏は次のように指摘した。現在、世界は新型コロナウイルス感染状況が依然厳しく、経済回復の前途は不明だ。世界はこれまでのいかなる時よりも相互尊重と誠実な協力を必要としている。邪推や対立、ゼロサムゲームではない。中国と欧州が共通認識(コンセンサス)と協力を拡大し、世界的挑戦〈試練〉に適切に対応するため重要な役割を果たすことを希望する。

第一、正しい相互認知を堅持する。この100年間、中国共産党は中国人民を団結させ、リードし、中国の国情にかなった、人民が広く擁護する発展の道を開いた。中国は平和、発展、公平、正義、民主、自由の全人類共通の価値を固く守る。中国と欧州は互いに尊重し、小異を残し大同につく原則に従って協力し、双方の全面的戦略パートナーシップは互いの間の最大公約数を結集している。われわれはこの精神を堅持し、互いの差異に正しく向き合い、互いの意見の相違を理性的に処理し、中国・欧州関係の前進針路をしっかり安定させなければならない。

第二、互恵ウィンウィン協力を拡大する。中国は欧州と早期に第23回首脳会合を開き、戦略、経済・貿易、人文、デジタル、気候分野のハイレベル対話を行い、中国・欧州リスト産品相互認証・保護を推進し、双方一般市民の日常生活により多くの実益をもたらすことを願っている。新型コロナウイルス感染予防抑制状況の下、人の行き来のための「迅速通路」〈ビジネストラック・レジデンストラック〉を絶えず最適化する。中国の開放拡大の歩みは揺るぎなく、欧州が市場の原則に照らし、中国企業に公正、透明で、差別のないビジネス環境を提供することを希望する。

第三、真の多国間主義を維持する。国連を核心とする国際体系と国連憲章を基礎とする国際関係の基本準則〈規範〉を守り、国際的なことはみなが平静に、穏やかに話し合って取り組む必要がある。中国は欧州と共に昆明「生物多様性条約」第15回締約国会議と「国連気候変動枠組み条約」第26回締約国会議が前向きの成果を収めることを確実にし、また世界貿易機関〈WTO〉改革が正しい方向に進むよう導き、北京冬季五輪大会とパリ夏季五輪大会の開催を相互に支持することを願っている。

第四、全体的に安定し、均衡して発展する大国関係を堅持する。中国が最も希望していることは自らを発展させることで、他人に取って代わることではない。中国が提案した「一帯一路」共同建設イニシアチブは、より多くの共同発展のチャンスを作り出すものである。中国は各国との対話・協力の強化を願うと同時に自らの主権、安全、発展の利益を断固守る。欧州が国際問題でより積極的役割を果たし、真に戦略面の自主を体現し、世界の平和・安定と発展・繁栄を共に守ることを希望する。

3首脳はまたアフリカの問題について意見を交換した。習氏は次のように指摘した。アフリカは発展途上国が最も集中し、新型コロナとの闘いと経済回復実現の任務が最も厳しく重い地域であり、またそれ以上に発展の潜在力が最も大きい大陸である。中国はすでにアフリカの40余りの国とアフリカ連合〈AU〉にワクチンを提供し、現在も提供し、アフリカがワクチンの現地生産能力を高めることを積極的に支援している。中国はすでにアフリカの19カ国と債務返済猶予の取り決めに調印あるいは合意し、また「アフリカ・グリーン長城」など持続可能な発展計画に建設的に参加している。欧州がアフリカに対する支持、支援を拡大し、ワクチンを差し迫って必要とするアフリカの国により多く提供し、アフリカが債務圧力に対応し、経済回復とグリーン低炭素発展を早期に実現するのを支援するよう希望する。フランスとドイツが中国とアフリカが共同で立ち上げた「アフリカ発展支援パートナーイニシアチブ」に参加し、3カ国、4カ国、多国間協力を進めることを歓迎する。

マクロン氏は次のように述べた。過去数十年、中国は発展で極めて大きな成果を収めた。フランスは実務的態度で対中協力の継続推進に尽力し、中国・欧州連合(EU)投資協定の妥結を支持し、人文交流を強化し、中国企業のフランスへの投資を歓迎している。フランスはWTO改革、気候変動対応、生物多様性保護などの問題で引き続き中国と意思疎通を続け、昆明「生物多様性条約」第15回締約国会議とマルセイユ第7回世界自然保護会議の成功を支援することを願っている。フランスは中国が発展途上国のワクチン公平取得で重要な役割を果たしていることを称賛しており、中国との協力を強化したい。フランスは中国が20カ国・地域グループ(G20)の債務削減・返済猶予イニシアチブの実行に努力していることを高く評価する。中国と引き続きアフリカの資金調達、教育支援などの問題で協調を強化することを願っている。

メルケル氏は次のように述べた。中国が新型コロナの影響を克服し、経済の回復・発展を実現していることに祝意を表す。独仏中首脳が交流を続けることは非常に重要である。ドイツは中国とワクチン公平生産・分配、人の往来と貿易回復の促進で協調・協力を強化することを願っている。欧州と中国の関係は非常に重要で、共通認識が非常に多く、協力できる分野が非常に多い。互いに尊重し、対話の強化を通じ意見の相違を減らすべきだ。ドイツは第23回EU中国首脳会合の早期開催を支持する。EU中国投資協定が早期に批准されることを希望する。ドイツは中国と国際問題で協力を強化することを希望する。中国と引き続き気候変動や生物多様性、アフリカの新型コロナ対応などの問題で意思疎通を続けることを願っている。中国とアフリカが打ち出した「アフリカ発展支援パートナーイニシアチブ」への参加を前向きに検討したい。

3首脳はまたイラン核、アフガニスタン、ミャンマーなどの問題について意見を交換した。

楊潔篪、王毅、何立峰各氏がサミットに参加した。

 
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