トップページ > トピックス > 2008年北京五輪
開幕式の視聴者は8億人超 国内史上最高の視聴率
2008-08-13 00:00
 第29回オリンピック開幕式は、中国国内で約8億4200万人がテレビの実況中継を見たことになり、国内で視聴率調査が開始されて以来の最高の記録となった。中国の権威ある視聴率調査機関「CSMメディア研究」が、8月9日午前9時に発表した。北京の日刊紙「新京報」が伝えた。

 同機関が発表した視聴率は、全国の調査機により算出したもので、全国13億近くのテレビ視聴者の視聴状況を代表するもの。中央テレビ(CCTV)のチャンネル以外に、30局あまりの省レベルの衛星テレビや多くの地上波チャンネルも8日夜、オリンピックの開幕式の様子を放映し、テレビ実況中継は全国範囲でほぼ極限近くまでカバーしたことになる。また、視聴者の規模も全国のテレビ総人口の68.8%を占めた。開幕式の中で、聖火の点火の場面が最も視聴者の感動を呼んだ。主催国を代表して聖火の点火をした李寧は、テレビの前の数億人を感動させた最高のスターとなった。李寧が鳥の巣の周囲を回って飛ぶメイン聖火点火の時には、視聴率は90%に上り、同夜の開幕式中の最高視聴率となった。

 4時間余の実況中継中、10%近くの人々が中継の最初から終わりまで見ており、2時間以上見ていた人は43.6%になる。視聴者の割合としては、都市部市民の70.7%、農村部市民の68.0%、男性人口の69.7%、女性人口の67.9%、25歳以下の若者の61.0%、25歳から55歳までの成人の72.8%、55歳以上の中高年の71.1%が、それぞれオリンピック開幕式の実況中継を楽しんだ。

 「人民網日本語版」 2008年08月11日
 
Suggest To A Friend
  Print
中華人民共和国駐大阪総領事館 著作権所有
http://osaka.china-consulate.gov.cn/jpn/