羅田廣総領事は11月12日、当館に訪れた西村晴天大阪府議会副議長ご一行と会見した。西村副議長は、19日大阪府議会友好訪中団を率いて上海市と江蘇省と広東省を訪問する予定だと紹介し、訪問を実現させるために中国駐大阪総領事館から多大な支援を得ることに深く感謝の意を伝えた上で、大阪府議会が中国地方政府との交流と協力、とりわけ省エネと環境保全分野における協力を強化し、双方の更なる発展を促していきたい旨話した。

    羅総領事は、以下を述べた。

    本年には、温家宝首相と賈慶林主席がお招きに応じて訪日し、福田康夫首相が年内訪中を着々と準備している。中日両国関係が極めて有利な発展時期にある。大阪府は長期にわたり、中国との友好交流に前向きに取り組んできており､その中で、大阪府議会がほかに入れ替えられない積極的な役割を果たしてきた。太田房江知事が本年中二度にわたり中国を訪問している。大阪府は中国との交流を盛んなものにしており、実り多い成果を得たと言える。大阪府議会は上海市・江蘇省・広東省との議会交流が深化しつつあり、その勢いは喜ばしいものである。中国は日本との友好協力関係を極めて重要視している。関西地域の重鎮である大阪府は、中国の経済発展の牽引力である上海市・江蘇省・広東省との交流が相互理解の強化と協力関係の深化に有益であり、両国の経済・文化・人的交流の不可欠な一部でもある。当館及び関係省市は、西村先生を団長とする大阪府議会訪中団を歓迎し、訪問が成功裏に終えることを心より祈念する。