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薛剣総領事 和歌山県と清華大学の「包括交流の覚書」調印1周年記念セミナーに出席
2022-12-12 14:10

  12月8日、薛剣駐大阪中国総領事は和歌山県と清華大学の「包括交流の覚書」調印1周年記念セミナーに招かれ出席した。和歌山県仁坂吉伸知事、和歌山大学伊東千尋学長、高野山大学添田隆昭学長、和歌山県日中友好協会中拓哉会長らが出席した。清華大学副学長の楊斌教授がビデオメッセージを送り、清華大学日本研究センター主任の李廷江教授が基調講演を行った。


  薛剣総領事は挨拶の中で次のように述べた。近年和歌山県は中国との各分野の交流と協力において注目される業績をあげており、友好省である山東省と四川省との密接な交流だけでなく、清華大学との包括的な交流も実りある成果を挙げた。中国と日本は、一衣帯水の隣国であり引っ越しできない隣人であるだけでなく、歴史上の無数の友好人士のたゆまぬ努力により、親戚のような緊密な関係を築いてきた。今年は中日国交正常化50周年にあたり、過去50年間の平和的な友好関係は、両国の国交正常化以来最も重要な成果であり、また、双方が全方位で各分野の協力を行う基盤でもあり、両国民に真の福祉をもたらした。将来を見据えて、双方が2000年にわたる友好交流の貴重な遺産を十分に活用し発展させ、共通の文化と価値観のアイデンティティを追い求め、二国間関係における地域友好の重要な役割を一層発揮し、友好都市間の緊密な協力と深い友好関係を強化し、新時代の要求に合致する「見ても、楽しんでも、食べても最高」中日関係を共同で構築することを期待している。

  李廷江教授は基調講演で次のように指摘した。和歌山県の中国との友好交流の歴史く、根源が深い。徐福が日本へ渡る伝説や空海が唐に入る史実は今でも両国関係の歴史において重要な章である。近代以降、廖承志、南、片山哲、松下幸之助、有吉佐和子など、中日関係に重要な貢献をした方々みな和歌山と深い関係ある。両国関係転換と調整に直面している目下の情勢下において、中日双方が歴史もたらした貴重な財産をうまく生かし互いのパートナーシップを絶えず深めていくことを期待してい

  仁坂知事、伊東学長、添田学長、中会長も和歌山県と清華との関係締結の経緯、中日の人材交流、宗教交流及び両国の民間友好の強化と促進について、思う存分に発言し、貴重な意見を述べた。

  和歌山新報などの地元メディアがこのセミナーについて報道した。


 
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